製品情報
TIA268GF2成分付加型
電子機器の高性能化・高密度化に伴い増加する“熱設計の難易度”に応える材料として、Momentive製 SILCOOL™ TIA268GF をご提案します。TIA268GFは、従来のシート型ギャップフィラーでは対応しきれない複雑形状・微細クリアランスに対して、液状ディスペンスで高精度に塗布できる熱伝導ギャップフィラーです。 高い熱伝導率(6.8 W/m·K)と、硬化後も柔軟性を保つシリコーン特性により、発熱部品の温度上昇を抑えつつ、基板や部品へのストレスを最小化します。
また、TIA268GFは 1:1の簡便な混合比、23°Cでの作業時間1時間、70°Cで1時間の高速硬化といった優れたプロセス性を備え、量産ラインでの安定したディスペンス塗布を可能にします。非スランプ性の高いペースト状で、垂直面や広いギャップでも“その場に留まる”ため、車載ECU・通信機器・産業機器など、幅広い分野の熱対策に適しています。
さらに、硬化後の柔らかさ(Shore 00:60)と修復性により、試作段階での再作業や部品交換にも柔軟に対応できます。安達新産業では、TIA268GFを用いた熱設計の最適化、塗布条件の検討、試作サポートまで一貫して対応いたします。 VR・LiDAR・車載電子・産業機器など、次世代デバイスの熱課題に対して、TIA268GFは強力なソリューションとなります。
特徴
- 高熱伝導率 6.8 W/m·K:高発熱部品の温度上昇を大幅に抑制
TIA268GFは液状ディスペンス材としてはトップクラスの熱伝導率を持ち、発熱源からヒートシンク・筐体への熱移動を効率化します。 - 低温・高速硬化:70°Cで1時間、量産ラインに最適
70°Cで1時間という短時間硬化は、量産タクトの短縮に直結します。室温でも24時間で硬化するため、試作や小ロット生産でも扱いやすく、設備負荷を抑えられます。 - 1:1混合の簡便プロセス:ディスペンス塗布に最適
A剤・B剤を1:1で混合するだけで使用でき、混合比の管理が容易です。ディスペンサーとの相性が良く、硬化不良や材料ムラを防ぎ、安定した量産品質を確保できます。 - 柔軟性による応力緩和:熱サイクルによる部品ダメージを低減
硬化後も柔らかさ(Shore 00:60)を保つため、熱膨張差による応力を吸収します。基板反り、はんだクラック、光学部品のズレなど、熱サイクル起因のトラブルを抑制します。 - 高スランプ抵抗性:垂直面でも形状保持
非スランプ性の高いペースト状で、垂直面や広いギャップでも“その場に留まる”材料です。車載や産業機器のように振動・温度変化が大きい環境でも、安定した熱伝達を維持します。 - 修復可能:試作・再評価に便利
硬化後でも除去・再塗布が可能なため、試作段階での部品交換や光学系の再調整に柔軟に対応できます。開発スピードを落とさず、評価サイクルを効率化できます。 - BLT制御オプション:熱抵抗のばらつきを抑制
ガラスビーズ入り仕様を選択することで、BLT(Bond Line Thickness)を一定に保てます。熱抵抗のばらつきを抑え、光学センサやパワーデバイスなど、精密な熱設計が求められる用途で有効です。
用途(当社推定)
- 車載ECU・インバータ・ADASモジュール
- LiDAR・VR/ARデバイスの光学センサ周辺
- 通信機器・基地局の高発熱部品
- 産業機器・ロボティクスのパワーエレクトロニクス
- LED照明モジュール・電源ユニット
特性例
硬化前
| 項目 | 単位 | TIA225GF(A) | TIA225GF(B) |
| 外観 | Pink | Pale Pink | |
| 粘度(23°C) | Pa·s | 240 | 240 |
| 混合比 | 1:1 | ||
| 作業可能時間 | h | 1 | |
| 硬化条件(加熱時) | °C/h | 70/1 | |
| 硬化条件(常温時※23°C) | h | 24 | |
硬化後の性質(70°C x 60分)
| 項目 | 単位 | 特性値 |
| 外観 | Pink | |
| 熱伝導率*1 | W/(m·K) | 6.8 |
| 密度 | g/cm3 | 2.90 |
| 硬さ(タイプE) | 35 | |
| 引張強さ | MPa | 0.05 |
| 切断時伸び | % | 60 |
*1: 熱線法
製品データシート
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安全データシート
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安全データシート(SDS)は随時変更されます。最新版をご確認の際は、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズジャパン合同会社のホームページをご確認ください。





