製品情報
TIS420Cギャップフィラー
SILCOOL™ TIS420C は、モメンティブが提供する高熱伝導ギャップフィラーです。 4.2 W/m·K の高い熱伝導率とゲル状の柔軟性を兼ね備え、電子部品へのストレスを抑えながら安定した熱伝導パスを形成します。室温で硬化し、3D形状や垂直面にも対応できるため、車載・産業機器・通信機器など幅広い分野でご採用いただいています。
特徴
熱伝動性を発揮し、熱を発生するデバイスの長期的な信頼性向上に貢献します。表面はゴム状に硬化し、内部はマスチック状※となる特性を持っています。
- 軟らかいゴム・ゲル状に硬化する材料をラインナップしています。
- 塗布後も形状を保持し、垂れ落ちません。
- 三次元形状にも追随します。高さが一定でない面にも対応します。
- アセンブリ圧力が少ない製品です。
- オイルブリードが少なく、リワーク性に優れています。
- 熱伝導性(4.2W/mK)に優れています。
- 耐熱耐寒性に優れ、硬化後は -40~+150°Cの広い温度範囲で使用できます。
- 揮発分が極めて少なく、加熱時の安定性に優れています。
- 脱アルコール反応タイプで金属に対する腐食性がありません。
※マスチック状とは?
マスチック(mastic)=粘着性が高く、パテのように厚みを保持できるペースト状材料です。特徴としては、「高粘度で流れにくい」、「垂直面でも垂れにくい」、「隙間に押し込んで充填できる」「形状保持性が高い」が挙げられます。つまり、液状でも固体でもなく、“重めのジェル〜パテの中間”のような状態です。放熱材料で「マスチック状」が有利な理由としては、ギャップに押し込んでしっかり密着する、部品の凹凸に追従しやすい、塗布後に垂れ落ちない、厚みを保持したまま硬化するという特徴につながります。
他の材料に対する利点
放熱シートに対する利点
- 高さが一定でない面にも対応します。
- 3次元形状に追従します。
- 部品に対する応力が小さい。
- プレカット、ダイカットの必要がない。
- 使用中に裂けない
放熱グリースに対する利点
- ポンプアウト、オイルブリードしにくい
- リペアの際、汚れにくい
一般特性
硬化前
| 項目 | 単位 | 特性値 |
| 外観 | 灰色半流動性 | |
| 粘度(23°C) | Pa·s | 300 |
| タックフリータイム | 分 | 10 |
硬化後(硬化条件:23°C、50%RH、7日間硬化)
| 項目 | 単位 | 特性値 |
| 密度(23°C) | g/cm3 | 3.2 |
| 熱伝導率*1 | W/m·K | 4.2 |
| 熱抵抗*2(BLT:60μm) | mm2·K/W | 20 |
| 体積抵抗率 | Ω·cm | 3×10¹¹ |
| 低分子シロキサン*2(D4-D10) | ppm | < 100 |
*1 熱線法による
*2 レーザーフラッシュ法による(シリコンチップにサンド)
記載のデータは、弊社の試験方法による実測値・特性例であり、規格値ではありません。
ご使用に際しては、貴社使用条件に適合するか必ずご確認願います。
製品データシート
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安全データシート
556 KB
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安全データシート(SDS)は随時変更されます。最新版をご確認の際は、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズジャパン合同会社のホームページをご確認ください。




